2011年10月11日火曜日

日本から遠く離れている人へ、元気が出る本。

海外での生活を始めて早2ヶ月。

ぷりぷり、いらいらマン度120%。

英語で全てを表現できないもどかしさ、
日本とはあまりに違うサービス、人、文化。
すてきだな、嬉しいな、と思っていたこと
驚くこと、感激すること。
そういう良いものが全部ひっくり返って反対に見えるときみたいです。

自分の眼で見る風景は、
自分の気持ち次第でこんなにも変わってしまうものなのですね。

と、そんなときに一冊の本に出逢いました。

「ニューヨークのとけない魔法」(岡田光世さん著)

初版は2007年なので少し前ですね。
もう読まれた方も多いかもしれません。

胸に溜まったいらいらをどこにぶつければ良いのか分からず、
向かった先が本屋さん。
紀伊国屋(@シドニー)で14.09オーストラリアドル。
いそいそと手にとり、レジへ向かいました。

読みながら、いらいらの固まりがふわぁっと解けてくるのが分かりました。

「そうそう、私も海外のそういうところが好きなの」
思わず声に出てしまいました。

すごく温かいのです。
こころが温くて優しい気持ちに包まれます。

海外で暮らしながら、
寂しくなったり、悲しくなったりしたときには
ぜひ手にとって欲しい本です。

海外にいることの喜びを思い出させてくれるだけでなく、
日本の温かさをも届けてくれる魔法の本です。



『ニューヨークのとけない魔法』の表紙画像






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